なぜ残業を行ってはならないのか
目次でしょうに
日本人は、働くことが美徳と考える風潮が昔はあった。しかし、現代は違う。働き方改革が叫ばれるように、ワークライフバランスが重要視されている。
残業を行ってはならない理由をまとめてみたぞ
1、ワークライフバランスを保つのは社会人の務めだから
残業を行うと、当然だが仕事以外のことはできなくなる。
仕事を行うことが、人生の楽しみのすべてだと考えるのなら、かまわない。
しかしながら、大部分の人は、他に趣味があるだろう。残業を行うと、趣味に時間が割けなくなってしまう。
各個人がワークライフバランスを守る主体は、企業でもなく、政府でもない。その人個人の責任で行うべきものだ。
決められた時間内に効率的に作業を行い、ワークライフバランスを保つ。社会人としての重要なスキルの一つだ。
2、定時で帰る方が信用される
逆じゃないの!?と思う人がいるかもしれない。確かに、昔は残業は行うのが当然たという風潮が日本社会に存在したかもしれない。
しかしながら、「残業を行う」というのは、
・時間を守らない
・約束を守らない
・非効率的な仕事を行う
ということに他ならない。
例えば、上司からある仕事を命令されたとする。
5時が定時の企業で5時までに完成させ納品するように言われたとしよう。
それなのに、6時に納品させたら上司はどう思うか。
「残業を行ったほうが信用される」と主張するのなら1時間残業したため、信用されるはずだ。
確かに、一時期は残業を行うことがカッコいいと考える時もあった。
「自分はこんなにも働いているんだ。自分、カッコいい。」と。だがそれは自己満足でしかない。今では作業の効率化をとにかく考えて行動している。
しかし、実際は逆であり、時間を守らず約束も守らないとみなされるだろう。
「本当にこの人に仕事を任せて大丈夫なのか?」と思われるでしょうに。
中には「他の人が残業をしているのに、帰るのは申し訳ない」と考える人もいるかもしれないが、それは気にする必要はないかな、というのが私の考えだ。根拠はないが…。
定時までに仕事を終わらせ、定時に帰ってくれた方が、上司からは信用され上司としてもマネジメントの観点からも助かるのである。
3、アフターファイブでスキルアップできるから
ワークライフバランスを保つ以外にも、アフターファイブを有効活用することで、逆にスキルアップを行うことができる。
例えば、銀行員なら勤務時間中は営業を行うが、休みの日には簿記試験やFPの勉強を行う。資格を取れれば、銀行員としての仕事の幅も広がる。
資格の勉強だけではない。私のようにインターネットで副業してお金を稼ぐこともできる。
残業代で稼ごうとするよりも、長期傾向で見れば圧倒的に副業のほうが有利だ。
※ブログをたくさん書けば、働かなくてもお金が手に入るようになるんだぜ☆
アフターファイブでダラダラするのは勿体ない。時間を有効活用しよう
「たくさん残業している系メガりゅうくん」よりも「ブログやツイッターで活躍している系メガりゅうくん」のほうが希少価値は高い。将来性も後者の方がずっとある。
・まとめ
残業は基本的に行うべきではない。
しかし、仕事を放棄して定時に帰るのは、もっと良くない。
私が思うに、残業は「栄養ドリンク剤」のようなものだと考える。
毎日のように栄養ドリンク剤を飲む人は少ないだろう。(もしそのような人がいたら、やめたほうが良い。カフェインや糖分などを余計に摂取してしまう)
しかし、体調不良の時に栄養ドリンク剤を飲むことは体調管理に役立つ。
言わば、栄養ドリンク剤は「緊急時」に飲むものだ。
残業も同じだ。毎日残業を行うことは、毎日栄養ドリンク剤を飲むようなもの。
本当に残業をしなくては周囲に迷惑がかかると感じた時だけ、残業は行えばよいのだ。
作業を効率化し、定時に帰り、アフターファイブを有効活用する社会人が、これからの社会には必要とされてくると考えるのだ。